基本戦略

1. 主要5役

ワールドシリーズオブ麻雀では、役中心のスコアシステムを採用しており、単なる役だけでは「基本点」は追加されません。役の得点は、その美しさと難しさと相関するよう設定されています。他家が高得点を獲得している時、早く簡単な役で上がるだけでは追いつくことはできません。チャンスが訪れたときには、大きな役を狙わなければなりません。

主要5役である「一色」、「対々和」、「三色同順」、「一気通貫」、「全帶么」は、40点もの点数を獲得でき、大きなチャンスを与えてくれます。手の中で獲得した役は、単純に合算され、これら40点クラスの得点は、5‐10点の役よりも大きな得点となり、役を作る際、個々の大きな役(違いは、ここではさらに多数の大きな役を採用しているという点です)に重点を置く香港方式に良く似た雰囲気になります。これは、たくさんの小さな役を組み合わせることに重点を置く他の方式とは異なります。大小の役の明確な区別によって、ゲーム内でプレイヤー同士の駆け引きがよりおもしろくなります。

これら主要な役の他にも、さらに得点の高い大きな役があることをお忘れなく。そういった大きな役に挑戦する機会は少ないですが、もしもチャンスが来た場合は絶対に見逃さないでください!

2. 小さな役

小さな役の主な目的は、他家の大きな役を阻止することです。従って、5点10点といった点数のためだけに役を遅らせる価値はありません。練習をすることで、多くの場合時間をかけることなく、5点10点レベルの役を作れるようになります。5点は大きな得点ではないかもしれませんが、10点は主要な役の1/4の点数で、数手で加算されます。

トーナメント形式は、主に「プラス/マイナス 得点」に重点が置かれます。プラスの点数でリードしている時、獲得した点数を守る目的で和了に挑戦することができます。しかし、一般的にはこの形式でもより高い得点を評価するので、その時々の状況によります。

3. 振込まない

他家を観察することがとても重要です。小さな手を打つ時、他のプレイヤーに対して点数の一部のみ(25点以上)をカバーします。30-40点の手の場合、結局は40-70点を支払うことになります。ただしそれ自体はあまり悲観的な状況ではありません。しかしながら、60点の手の場合、130点を支払うことになり、「清一色」の80点の場合には、190点支払うことになります。他のプレイヤーが振込んだ場合、支払いは25点のみで、ツモ上がりで80点支払うとしても、190点に比べると大幅に少なくてすみます。たった一度の不注意な捨て牌が大きな損失につながることがあります! 100点や200点の損失から回復することは、多くの場合、大変難しいことです。

得点授受法は、勝者が仕掛けた面子ではなく手役を見ます(香港方式とは異なります)。従って、門前の大きな手または一組のみが見えている大きな手に注意することが重要です。仕掛けた面子のみからそのような手をとらえることはできませんが、捨て牌を注意深く観察することで、手を見破ることは可能です。例えば、「全帶么」は典型的に真ん中の牌(456)をとても早い段階で捨てることから始まります。

4. 主要役の複合

手の中には、主要の役を2つ複合して80点クラスの手になるものがあります。主な組み合わせは、「全帶么+三色同順」、「混一色+一気通貫」、そして「混一色+対々和」になります。80点の手に振込んでしまうと、190点を支払うことになり、致命的となるため避けなければなりません。一方で、これらの手で和了ることもでき、大量得点を得られます。初心者は、ときに一つの役にこだわりすぎるあまり、他の役を見過ごすことがあるので、賢くプレイしましょう!