世界各国の麻雀

様々なルールの中には、より複雑な点数計算の方法があったり、牌数を増やしたり減らしたり、点数が占める要素が多かったり、役満の種類が多かったりします。現在の麻雀は殆どの場合で同じ牌の数や種類を使っていますが、点数計算は大きく違います。

中国古典式麻雀は多くの麻雀の中で最も古く、1920年代にアメリカに伝わったゲームとして有名です。ヨーロッパとアジアには、少ないですが熱心なファンがいます。

香港式麻雀広東式麻雀は古典的な麻雀とは点数計算が若干違いますが、最も一般的で親しまれている麻雀と言えます。例えば、この麻雀のルールでは捨てた牌で同時に複数の人があがる事は出来ません。

四川式麻雀は人気さが進化しており、主に中国南部で親しまれています。この麻雀のルールではチーが禁止されており、字牌は使っていません。一回のゲームが短時間で終るのが特徴の一つです。

天津式麻雀は通常7枚のジョーカーとジョーカー・フリー、ジョーカー・ウェイティング・ペア、キャッチ5、ドラゴン、ジョーカー・スーテッド・ドラゴンと言う名の特別な点数計算があります。

瀋陽式麻雀は13枚の手を使うゲームで、スピードの速さが特徴で、中国北東部の気質に合ったゲームと言えます。そして、この麻雀のルールでは有効な手は必ず索子、萬子、筒子の1面子ずつと数字の1か9を持っていないとあがれません。もう一つ特徴的なルールは、プレーヤーはチーをする前にポンをする必要があります。これはあがる早さの邪魔になることがあります。

台湾式麻雀は様々なルールで親しまれています。特に16枚の牌を使い(通常は13枚を使うルール)ボーナスとディーラーがいます。そして、他のルールと違い捨てた牌で同時に複数の人があがる事が出来ます。

福建省式麻雀には「ダイディージョーカー」(帶弟百搭)が含まれています。

山西省式麻雀または「リーシ―のルール」(太原立四麻将=四つあげる麻雀)では、各プレーヤーは一番最初につもれた4個の牌を手に入れず、自分の手の前に置いて、この牌を全部手に入れなければあがる事は出来ません。手の前に置いた4牌からはプレイヤーがテンパイになった時だけ1牌を切ることができます。

中国式麻雀(中国公式麻雀)は1998年7月に中華全国体育総会によってルールが設立されました。

日本式麻雀は日本で確立され、多くの人に親しまれており、テレビゲームで採用されいるのもこの麻雀のルールです。点数計算の方法もリーチやドラを使用する事で変化し、他では見られないユニークなシステムです。その他にも、捨てた牌を順番に自分の前に並べる必要があります。そして5の数字の牌を赤くして、より高得点にするルールもあります。

西洋古典式麻雀は1920年代のアメリカに、バブコック氏が紹介しました。現在ではアメリカ軍で使用されている「ライト・パーターソン」ルールやバブコック氏が伝えた麻雀の近いルールの事を意味しています。

アメリカ式麻雀はナショナル麻雀リーグ(NMJL) とアメリカン麻雀協会(AMJA)によって構成された麻雀です。この麻雀のルールの特徴はジョーカーが含まれている、チャールストン(プレーヤーが必要の無い牌を他のプレーヤーにパスする事)、5枚以上の組み合わせ(キンツ)、そしてチーと定番の順子の手を使わず、チーもできないルールです。純粋な麻雀を好んでる人の中にはアメリカ式麻雀は麻雀とは呼べないと言う人もいます。そして、NMJLとAMJAは異なるルールを採用しており、主に点数計算の方法に若干の違いがあります。彼らはmahjongg または mah-jongg とゲームの名前を変える事で二つの麻雀を区別しています

シンガポール式麻雀/マレーシア式麻雀は、元々マレーシアで親しまれていた広東式麻雀に少し変化を加えたルールになっています。この麻雀のユニークな所は猫、ねずみ、鶏、ムカデの四種類の動物が描かれている牌を使用している事です。点数計算も独特で、カンをするとその場で点数を渡す事になっています。

南アフリカ式麻雀は広東式麻雀から発展したゲームです。この麻雀のルールは広東式麻雀に似ており、ほぼ同じ構成になっています。しかし、点数計算の方法に若干の違いがあります。例えば、一局で手役が得られる最大翻数がハウスルールによって3か4翻に限られます。鳥の役(雞胡・ガイウ:役無しのこと)は通常の手役として扱われています。これもハウスルールによって異なりますが、花の役 があると大きな点数を稼ぐ事も可能になります。

ベトナム式麻雀(m{1><1}t ch{2>ượ<2}c)は16種類のジョーカーを合わせた160枚の牌を使用します。より近代的なゲームになるとジョーカーの数が32個に増えます。

タイ式麻雀はベトナムの昔ながらの独自の牌8枚を合わせた168枚の牌を使用します。

フィリピン式麻雀はウィンドウ・ジョーカーを使用します。

韓国式麻雀はとてもユニークで、3人でプレーするのに適しています。まず、一色および花牌は使用しないことになります。(基本、索子の2~8は抜きます。)点数計算はよりシンプルでゲームの進行も早いです。チーは無く、ダマが多くなります。リーチ(日本のリーチと似ています)もこの麻雀の特徴とするルールの一つです。